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メイクと共に生きたい 加藤みづ樹さん

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「メイクセラピーで元気を出してもらいたい」

「舞台メイクとの出会いで人生が変わり、コーチングで前に進むことができた」

社会人経験を経て美容の道に進んだ、加藤みづ樹さんにお話を伺いました。

加藤みづ樹さん

※トップの写真はベリーダンスの舞台メイク。「ちょっと眉を描いて、ちょっとアイラインを跳ね上げて、たったこれだけのことで人生が変わりました。これでもメイクは薄いほうですが、すごく大きなこと」

舞台メイクとメイクセラピー

美容関係の仕事を複数経験し、現在メイクスクールで学んでいます。マンツーマンで、基本のファンデーション、アイメイク、アイブローの技術を習得したうえで、応用の部分を学びます。

20歳で大幅に体調を崩し、一度大学をリタイアしています。その後通信制の大学に通いながら、美容関係のアルバイトや派遣社員、短期でフルタイムの仕事を経験。販売スタッフとして売り場をサポートする他、接客やお客様にメイクすることもありました。

はじめてメイクに興味を持ったのは20代半ばで、習っていたベリーダンスの発表会で先生に舞台メイクを教わったのがきっかけです。

それまでは日焼け止めしか塗らない生活でファンデーションを持っていなかったので、メイク道具を一通り揃えました。対応してもらった美容部員さんが優しかったこともあり、美容にのめりこむきっかけになりました。

また、メイクセラピーの存在を知ったのもその頃です。メイクセラピーとは、高齢の方や入院患者さんにメイクで元気を出していただくメソッドです。私自身も元気を無くしていた時にメイクに出会ったため、そうした方たちのお役に立てたらうれしいと思い、興味を持ちました。

コーチングとの出会いと夢

以前塾講師のアルバイトをしていたときにコーチング研修があり、子供と接するときに傾聴が大事、という知識は持っていました。悩んでいたときに大学時代の友人がコーチングをしていると聞き、セッションに参加したのがコーチングと出会ったきっかけです。

一回一回のセッションで話を聞いてもらい、不安だらけだった自分が確実に変わっていくのを感じられて、6回目の最終回はとても落ち着いていました。目標に向かう上で、誰かにその可能性や視野を広げてもらうことはとても大事だと思います。これからも一緒に歩みたいコーチです。

先日勉強のために、思い切ってSNSでメイクモデルを募集しました。まだまだ技術が至らないと思い、メイクを学んでいることを周りには言わなかったのですが、「メイクやってるんだ」「すごいね」「メイクを教えてほしい」という声が返ってきました。また、美容部員をしていた頃に習った知識が、一般の人にはあまり知られていない、と気付く機会もありました。SNSやブログで美容の情報は発信されているのでわざわざ自分が、と思う部分があったのですが、自分で発信してみようか、という心境の変化がありました。

そして、「私メイクやってます、夢を持っています」と言ったからには、その発言に責任を持たないと、と強く感じるようになりました。黙っていればメイクがうまくいかなくても「まあしょうがない」で済む、マネキンにうまく練習できなくても自分のせい、という考えがあったのかもしれません。結果的にメイクの練習量も増えました。

夢に責任はないのかもしれないけれど、夢を公にしたことで、応援してくれる方がいるのなら、なんとなく夢を語るだけでなく、実現のために行動したいと思っています。

私にとっての「幸せ」

幸せだと感じることは多いです。病気になったこともありましたが、全体的に幸福度は高いと思います。なんていい環境にいるのだろう、と思います。家族はフルサポートをしてくれますし、美容が趣味であり仕事です。一つの大切なものに巡り合ったのは有難いことです。コーチングを通じて10年振りに友人に出会う機会にも恵まれました。

加藤さんレーダーチャート

幸福度レーダーチャート 加藤さん

「美のお手伝い」をする

私はその人に合った美のお手伝いができることが大事だと考えます。

素肌、素髪が健やかであればそれでいいと思う部分もあります。肌が荒れていた時期が長かったので、元の顔のつくりよりも、肌がきれいであることがうれしいです。人それぞれ美の感覚があり、それに沿うお手伝いができて、様々な人の美を知り、お手伝いすることでハッピーになっていただきたい。また、お顔立ちやシチュエーションに応じたメイクだけでなく、その人が好きな色や雰囲気もとても大切にしたいと考えています。

確かにメイクは落とせるものですが、メイクにご満足いただけなければお客様の時間が無駄になります。すっぴんでコンビニにも行かない人がいらっしゃる世の中で、お気に召さないメイクでお帰りいただくのは申し訳ない。例えば練習を重ねて、どうしてもうまくいかなければ納得がいく部分もありますが、練習もしないで「私の実力はこの程度」という意識ではいけない、と思うようになりました。「メイクをすることに責任を持つ」とも言えるかもしれません。

加藤さんにとってメイクとは?

ずっとと一緒に歩いていきたいものです。

自分はアトピーを持っていて、肌荒れがひどい日もありますが、メイクをすると元気がもらえます。ずっと美容に関わっていきたい。

人には浮き沈みがあり、自分の心の持ちようだけではどうにもならない部分があります。メイクを通じて辛いときに、無理して作るのではない自然な元気が湧き出てくる、そんなお手伝いをしたいです。新色の化粧品を買う女性の気持ちにも通じる部分があります。そして、メイクセラピーを通じてお客様や、高齢者の方が少しでも元気になってくださったらいいと思います。

 

 

 

 

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